きょうの判決(2月24日・東京高裁/東京地裁)

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・・・この日の東京は、高裁29件・地裁69件・簡裁11件の公判が予定されていた。筆者は午後から最高裁へ行ったのだが、運良く大法廷の判決を無抽選(傍聴券83枚に対し、希望者78名)で傍聴する事が出来た。

①事件番号:令和2年(う)第1164号
 罪 名:暴力行為等処罰に関する法律違反、公務執行妨害、傷害
 判 決:控訴棄却
 担 当:三浦裁判官(合議)
 概 要:被告は被害者を携帯電話やツイッターで脅迫した。更に、警察署の留置施設で職員をボールペンで突き刺すなどして業務を妨害した上、全治5日間の怪我を負わせた。弁護側は量刑不当を主張していたが、判決理由の中で三浦裁判長は「『被告人の供述は目撃者の供述とも食い違っており、信用出来ない』とした原審の認定・判断は、経験則に照らして不合理な点は無く是認出来る。懲役2年・執行猶予3年とした原判決の判断は相当で、量刑が重過ぎて不当とは言えない」などとして一審判決を支持した。

②事件番号:令和元年合(わ)第386号
 罪 名:逮捕監禁致傷、強盗致傷
 判 決:懲役3年(未決勾留日数300日算入)
 担 当:浅香裁判官(合議/裁判員裁判)
 概 要:被告は同年代の遊び仲間9名と共謀し、19年7月25日に大田区内で違法薬物の密売人を暴行した上、車の後部座席に押し込んで緊縛するなどして脅迫し、不当に逮捕監禁した。更に、現金や車を強奪した上に全治1週間の怪我を負わせるなどした。判決理由の中で浅香裁判長は「一方的に激しい暴行を加えた上、長時間にわたって執拗に監禁した非常に危険な犯行で、被告人も車の運転役を務めるなど一定の役割を果たした。基本的には直接暴行・脅迫しておらず、金品の要求もしていないが、18年10月に大麻取締法違反で懲役6ヶ月・執行猶予3年の刑に処せられた猶予中にも拘らず、違法薬物仲間と接触している」などとして、被告に実刑判決を言い渡した。

③事件番号:令和2年特(わ)第3017号
 罪 名:過失運転致傷
 判 決:禁固2年6ヶ月・執行猶予3年
 担 当:川田裁判官(単独)
 概 要:被告は昨年1月12日に普通貨物自動車を運転して江東区豊洲の一般道を走行していた際、赤信号を見落として横断歩道を渡っていた自転車と衝突し、自転車に乗っていた男性に加療1年間の重傷を負わせた。判決理由の中で川田裁判官は、「進路前方の信号を看過したという過失内容は、最も基本的な注意義務を怠ったもので悪質」としながらも、「被害者へは40万円を支払って示談が成立しており、会社が加入する任意保険で賠償が行われる見込みがある。これまで前科が無い」として情状酌量を認めた。

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