きょうの判決(2月18日・横浜地裁)

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・・・この日は、19年10月に横須賀市太田和1丁目のマンションで父親(当時61歳)を包丁で刺して殺害したとして、殺人・死体遺棄の罪に問われた被告の第1回公判(裁判員裁判)が506号法廷で開かれていた。しかし、午前中は開廷前に傍聴席が満席となってしまった為、筆者は傍聴出来なかった。

①事件番号:令和2年(わ)第1526号
 罪 名:覚醒剤取締法違反
 判 決:懲役2年(未決勾留日数100日算入)・罰金20万円
 担 当:中山裁判官(合議)
 概 要:判決理由の中で中山裁判長は、「営利目的での所持量は19gと少なくない。金欲しさに犯行へ加担したという動機に酌量の余地は無く、犯行時は少年である事を考慮しても刑事責任は軽くない」として、被告に実刑判決を言い渡した。

② 事件番号:令和元年(わ)第1168号
 罪 名:公務執行妨害、銃刀法違反
 判 決:懲役2年6ヶ月(未決勾留日数360日算入)・執行猶予5年
 担 当:景山裁判官(合議/裁判員裁判)
 概 要:被告は19年4月11日に横浜市磯子区岡村のアパート敷地内で磯子署の巡査部長から職務質問を受けた際、巡査部長が携帯していた拳銃を引き抜く暴行をした上、拳銃の弾丸1発を発射した。弁護側は責任能力等を争っていたが、判決理由の中で景山裁判長は「犯行動機自体は非常に幼稚で、好奇心を強引に実行したという相当に不合理な行為。日頃は粗暴傾向が無く、あまりに突飛な行動であり、精神障害による思慮の浅さが影響したものと見る事が出来る。行動制御能力は著しく減退していた」などと指摘し、犯行当時の被告が心神耗弱状態だったと認定。その上で、「警察官2名の間近で発砲しており、警察官の感じた恐怖は相当なもの。白昼、住宅街で発射するという危険な行為で、結果は重いものがある」としながらも、「計画的に敢行された行為とは異なる。各犯行には被告人の精神障害が大きく影響しており、厳しい非難を与えるのは相当でない。これまで前科・前歴は無く、同種事案と比して最も軽い部類に属する」などとして情状酌量を認めた。

③ 事件番号:令和2年(わ)第1918号
 罪 名:覚醒剤取締法違反
 判 決:懲役1年6ヶ月・執行猶予3年<保護観察付>
 担 当:横倉裁判官(単独)
 概 要:判決理由の中で横倉裁判官は、「10代の頃から使用を始め、約20年にわたって使用を続けたという点を鑑みると、初犯といえども親和性・依存性は相当深刻」としながらも、「二度と使わないと反省の態度を示しており、前科が無い」として情状酌量を認めた。

④ 事件番号:令和2年(わ)第250号
 罪 名:覚せい剤取締法違反
 判 決:懲役2年(未決勾留日数250日算入)
 担 当:青沼裁判官(合議)
 概 要:被告は19年12月に県内または千葉県・埼玉県等で覚醒剤を使用した。判決理由の中で青沼裁判長は、「これまで同種の累犯前科が2犯あるにも拘らず、最終刑から3年4ヶ月で再使用しており常習性・依存性は顕著」として、被告に実刑判決を言い渡した。

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