きょうの判決(1月25日・横浜地裁)

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・・・この日は、午後の遅い時間(15:10)から無免許過失運転致傷・道交法違反の罪に問われた被告の公判が506号法廷で開かれた。この被告には前科1犯が有り、しかも「危険運転致死で懲役4年6ヶ月を言い渡されていた」との事だったので、筆者は自宅へ帰って過去の記録を探してみた。すると案の定、苗字は異なるものの明らかに被告の事件と思われる裁判員裁判が13年1月16日から横浜地裁で行われていた事が判明した。
 [事件番号:平成24年(わ)第1194号 罪名:過失運転致傷、道交法違反、危険運転致死 判決:13年1月21日→2月5日確定]
 ちなみに、この時の裁判員裁判を担当したのは第5刑事部の毛利晴光裁判長で、検察側の求刑は懲役7年だった。

①事件番号:令和2年(わ)第1619号等
 罪 名:覚醒剤取締法違反、窃盗
 判 決:懲役3年(未決勾留日数40日算入)
 担 当:中山裁判官(単独)
 概 要:被告は今年の7月に県内またはその周辺で覚醒剤を使用した上、10月17日には横浜市旭区左近山の自宅で覚醒剤を注射して使用した。また、10月6日には横浜市南区内の民家へ侵入してタイヤ4本を盗んだ。判決理由の中で中山裁判官は、「これまで服役前科5犯ある所、前刑で一部執行猶予を言い渡されて仮出所した後、僅か7ヶ月で再犯に及んでおり常習性が認められる」などとして、被告に実刑判決を言い渡した。

②事件番号:令和2年(わ)第1635号
 罪 名:無免許過失運転致傷
 判 決:懲役8ヶ月・執行猶予3年
 担 当:開發裁判官(単独)
 概 要:被告は昨年4月に横浜市瀬谷区内で乗用車を無免許運転した上、前方に停車中の乗用車と玉突き事故を起こし、運転手の女性に加療2週間の怪我を負わせた。判決理由の中で開發裁判官は、「免許の効力停止中にも拘らず、自宅と仕事現場往復の為に無免許運転を繰り返すなど常習性が認められる。12年に罰金刑を受け、本件の3ヶ月前にも事故を起こして罰金40万円の刑に処せられるなど、交通法規を守る意識が乏しい」としながらも、「被害者への賠償がなされて示談が成立しており、これまで懲役前科が無い」として情状酌量を認めた。

③事件番号:令和元年(わ)第1072号
 罪 名:現住建造物等放火未遂
 判 決:懲役4年(未決勾留日数470日算入)
 担 当:家令裁判官(合議/裁判員裁判)
 概 要:被告は昨年7月13日に横浜市南区中村町のアパート自室で、可燃物にライターで火をつけて部屋の一部を焼損させた。判決理由の中で家令裁判長は「住宅密集地の木造アパートに火をつけた手口・態様は、多数の住民に重大な損害を与える非常に危険なもの。火気に気付いた住民2名が消火活動を行った為に未遂に止まったが、被告人の部屋で財産的損害が生じており見過ごす事は出来ない。気分循環性障害と自閉症スペクトラムの影響が一定程度あったものの、最終刑の執行終了から6ヶ月しか経っていない点は厳しく評価せざるを得ない」などとして、被告に実刑判決を言い渡した。

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