中山道の「御嵩支部」

・・・町の人口は2万人にも満たないものの、かつては中山道の宿場町として栄えていたという歴史的経緯もあってか、御嵩町には地裁支部や地検支部のみならず拘置支所まで置かれている。
【岐阜地裁御嵩支部→https://www.courts.go.jp/gifu/about/syozai/mitakesibu/index.html】



ただその一方、警察署だけは「地域の実情にそぐわない」という理由からなのか隣の可児市へ移転し、かつての御嵩署は交番へ格下げとなり、現在では広い敷地を持て余している。

この記事へのコメント
“もと警察署”の交番は、
栃木県の足尾で見た事があります。
4階建ての巨大な交番庁舎で、
ここで勤務されている警察官の方にとって
仮眠場所等一人ひとりのスペースが余りある、
破格の広さの勤務地ではないかと感じました。
(入口付近の部屋以外は、災害時の
貯蓄倉庫か何かに利用されているのかも
しれませんが…)
私は過去に千葉県内の幹部交番を複数箇所(大多喜、一宮、小見川等)見に行きましたが、これらも全て警察署から格下げされたものです。
確かに、統合された事により署長(警視)が所長(警部)に代わるようですが、従前通りに免許証の更新手続きが出来るなど地域住民が不便にならないような配慮がなされているようです。職員数も一般的な交番よりも多く配置されているのも特徴の一つです。
それに対し、御嵩の場合はそもそも「移転扱い」だからなのか建物が縮小され、そのうえ幹部交番でもない為、地域住民は少なからず不便を強いられているのではないか・・・という印象を私は抱きました。