きょうの判決(11月6日・東京地裁)

・・・この日の東京地裁では、筆者が確認しただけでも裁判員裁判が6件行われていた。しかし、筆者は裁判員裁判には目もくれず、専ら小さい法廷で行われていた単独事件ばかりを追っ掛けていた。
 もっとも、そのうちの1件は元NHKディレクターの覚せい剤事件だったりするのだが。

①事件番号:平成24年特(わ)第1406号
  罪 名:道路交通法違反
  判 決:懲役3ヶ月・執行猶予2年
  担 当:若園裁判官(単独)
  概 要:被告は乗用車を運転していた今年の6月、制限速度が50㎞に設定されている江戸川区内の公道で132kmを出し、82km速度超過した。判決理由の中で若園裁判官は、「速度超過の程度が著しく、極めて危険な運転形態」としながらも、「過去に目立った違反歴が見当たらず、今後は安全運転すると誓約している」として情状酌量を認めた。

②事件番号:平成24年特(わ)第842号
  罪 名:覚せい剤取締法違反
  判 決:懲役2年(未決勾留日数80日算入)
  担 当:細田裁判官(単独)
  概 要:被告は今年の4月に都内及びその周辺の他県で覚せい剤を使用した。弁護側は「使用した覚えは無い」として無罪を主張していたが、判決理由の中で細田裁判官は「4月に行われた尿検で覚せい剤反応が検出されており、自己の意思で摂取した事が強く推認される」と指摘。その上で、「09年5月に同種事犯で懲役2年・執行猶予4年を言い渡され、その執行猶予中に本件犯行に及んでおり、主文程度の刑事責任は免れない」として、被告に実刑判決を言い渡した。

③事件番号:平成24年刑(わ)第305号等
  罪 名:住居侵入、窃盗
  判 決:懲役2年6ヶ月(未決勾留日数160日算入)
  担 当:今泉裁判官(単独)
  概 要:被告は知人と共謀し、昨年8月~9月に板橋区と北区の路上で女性を狙ったひったくりを繰り返した上、同年11月には埼玉県三郷市の高齢女性宅で現金95万円が入った小物入れを盗むなどした。弁護側はひったくりについては認める一方、三郷市の事件については「知人との共謀は成立しない」として起訴事実を争っていたが、判決理由の中で今泉裁判官は「被告人は知人との計画通りに被害者を引きつけており、内容を十分に理解して本件犯行に及んだ事が強く窺われる」と指摘。その上で、「各犯行への関与度合いは従属的だが、相当額の分け前を得ており刑事責任は軽くない。前科は無く、ひったくりについては自首も成立するが、刑の執行を猶予するのは相当でない」として、被告に実刑判決を言い渡した。




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