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08年で一番最後の判決は・・・[横浜地裁 平成20年(わ)第2090号等]
・・・官庁の御用納めのあった12月26日、2008年最後の判決公判が横浜地裁で開かれ(15:30〜)、覚せい剤取締法違反の罪に問われた被告に対し、野澤裁判官は懲役2年6ヶ月(未決勾留日数20日算入)・覚せい剤1袋没収の実刑判決を言い渡した。
ちなみに、今年は26日に言い渡された判決がやたら多く、筆者が把握出来たのは上記を含めて8件に止まった。
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2008/12/26 19:13 |
真昼の凶行(8) [横浜地裁 平成18年(わ)第1016号等]
・・・06年の3月、川崎市多摩区内の高層マンションの最上階から子供を投げ落として死亡させたとして殺人などの罪に問われた被告の最終弁論公判が、12月25日に横浜地裁で開かれた。
弁護側は、事件当時の被告は「妄想・幻覚があり、制御不能の状態だった。是非善悪の弁識能力も無かった」などとして責任能力を問うのは難しいとの認識を示した。その上で、「被告人の性格が極端に変化したのはうつ病になってからであり、少なくとも第1事件時は躁(そう)と鬱(うつ)の混合状態だった」としてあらためて無罪を主張し、結審した...
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2008/12/25 22:39 |
きょうの判決(12月22日・横浜地裁)
・・・来年に実施される裁判員制度を控えて何かと慌しかった1年も、年内公判は今週の26日で終了する。その為、一部の事件については2月、3月まで予定が組まれているものもちらほら出始めている。
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2008/12/22 19:38 |
見え隠れする「貧困」? [千葉地裁 平成20年(わ)第2435号]
・・・第三者への譲渡目的で、今年の2月に千葉市中央区内の銀行で普通預金口座を開設したとして詐欺の罪に問われた被告の公判が12月19日に千葉地裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告は以前勤めていた飲食店の元同僚に「1口座につき4万円で買い取る」と話を持ち掛けられ、既に2口座を売り渡して8万円の報酬を受け取っている事や、売り渡した口座が実際に振り込め詐欺に使用された事などを明らかにした。
被告人質問で弁護側から犯行動機を問われた被告は、「教習所のローンを...
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2008/12/20 16:43 |
繰り返される「老老介護の悲劇」? [横浜地裁 平成20年(わ)第1520号]
・・・今年の7月に横浜市港南区の自宅台所でタオルを巻きつけて妻を絞殺したとして、殺人の罪に問われた被告の公判が12月11日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被害者は躁うつ病に罹患しており03年から2週間に1回の割合で通院していた事や、事件以前から被害者の病状が悪化したと被告が思い込んでおり、過去2回にわたって被害者を殺害しようとしていた事などを明らかにした。対する弁護側は、被告が04年からアルコール依存症だった事や、被害者が深夜...
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2008/12/12 01:31 |
逃げ回った「卑劣漢」 [横浜地裁 平成20年(わ)第1678号]
・・・98年の9月に所属していた暴力団の先輩組員と共謀し、クラブのホステス(当時20歳)を平塚市内のラブホテルへ強引に連れ込んで暴行・脅迫したとして強姦致傷の罪に問われた和田浩幸被告の公判が12月8日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告は事件当時稲川会系遠藤組に所属していた事や、指名手配後も10年近くにわたって逃亡していた事などを明らかにした。対する弁護側は、被告は暴力団を既に脱退し、被害者とは示談交渉中である事や、3年前に女性と同棲して真面目に働...
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2008/12/09 17:30 |
来週の気になる公判予定(横浜地裁)
・・・裁判員裁判の準備が一段落したからなのか、来週は重大事件が目白押しである。しかも、曜日によっては同時間帯に殺人事件の公判が重なっているので、裁判員裁判候補者通知を受け取った方は是非とも今のうちに裁判所に訪れて頂きたい。
ちなみに、下記の事件は全て「新件」であり、判決や審理の予定も多数組まれている。
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2008/12/05 18:46 |
不運が招いた「虐待死」?(終) [横浜地裁 平成20年(わ)第1609号]
・・・今年の7月に藤沢市の自宅で父親をビニールテープで縛った上に暴行して死亡させ、遺体を衣装ケースに入れて放置したとして傷害致死・死体遺棄の罪に問われた被告の判決公判が12月3日に横浜地裁で開かれ、村上裁判長は被告に懲役5年の実刑判決を言い渡した。
判決理由の中で村上裁判長は、今回の犯行について「被告人は何度か被害者に暴行を加えていたが、日常的に暴行していたら民生委員やケアマネージャーといった専門家が気付いている筈である」と指摘。「あくまで偶発的な事件である」と認定し、「本件犯行は偶発的では...
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2008/12/03 22:50 |
公判予定についてのお知らせ
・・・今年の3月に横浜市鶴見区の国道をトラックで走行中、てんかんの発作で意識を失って死亡事故を起こした被告の公判については以前本欄でも紹介したが、12月2日の証人尋問は「非公開」で行われる事が判明した。
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2008/11/28 19:01 |
明るみに出た「虐待の背景」 [横浜地裁横須賀支部 平成20年(わ)第177号]
・・・今年の7月に横須賀市内の自宅で4歳の養子を両手で突き飛ばして床に転倒させ、それが原因で死亡させたとして傷害致死の罪に問われた被告の公判が11月27日に横浜地裁横須賀支部で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被害者は実母の交際相手が同居に難色を示した為に被告宅へ預けられた事や、事件前日には被告が被害者に虐待行為をしていた事などを明らかにした。対する弁護側は、そもそも被害者の実母は「子供を一旦預かって欲しい」と被告に言っておきながら引き取りに来るつもりは無かった...
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2008/11/27 23:59 |
真昼の凶行(7) [横浜地裁 平成18年(わ)第1016号等]
・・・06年の3月、川崎市多摩区内の高層マンションの最上階から子供を投げ落として死亡させたとして殺人などの罪に問われた被告の論告求刑公判が、11月25日に横浜地裁で開かれた。
検察側は、被告が事件当時に軽度のうつ状態であったとしながらも「完全責任能力を有していたのは明らか」と指摘。その上で、「非道かつ卑劣な通り魔事犯であり、厳罰を持って臨まなければならない。被告人の危険な人格が現れた事件であり、矯正可能とは認めがたい」などとして、被告に無期懲役を求刑した。
本事件は次回公判(12月25日...
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2008/11/26 22:15 |
舎弟たちの「反乱」? [横浜地裁 平成20年(わ)第1096号]
・・・今年の5月に横浜市中区の暴力団事務所前で先輩組員を包丁で刺して死亡させたとして、殺人・銃砲刀剣類所持等取締法違反の罪に問われた被告の公判が11月19日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は「死に至らしめたのは事実だが、殺そうと思ってやった訳ではない」として、殺意については否認した。ただ弁護側は「被告人は被害者から拳銃で撃たれると思って機先を制したのであり、未必の故意に止まる」として、起訴事実の大筋については争わない姿勢を示した。
冒頭陳述で検察側は、事件当時被告は指定暴力団稲川会系杉浦一...
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2008/11/21 00:50 |
不運が招いた「虐待死」?(1) [横浜地裁 平成20年(わ)第1609号]
・・・今年の7月に藤沢市の自宅で父親をビニールテープで縛った上に暴行して死亡させ、遺体を衣装ケースに入れて放置したとして傷害致死・死体遺棄の罪に問われた被告の公判が11月18日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は「間違いありません」と、いずれの起訴事実も認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告は06年に夫と別居してから父親への暴行が始まり、民生委員に「言う事を聞かないとつい手を出してしまう」などと述べていた事や、7月19日に口論が発端となって暴行した以後は父親の徘徊を防ぐ為に手足を縛り、24日の朝...
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2008/11/19 01:26 |
今週の気になる公判予定(横浜地裁)
・・・先週は裁判所で裁判員裁判の練習を行っていたせいもあってか、公判数そのものもあまり多くは無かった。しかし、今週からは重大事件を含めて多くの公判予定が組まれているようである。
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2008/11/16 11:59 |
短気は損気? [横浜簡裁 平成20年(ろ)第68号]
・・・今年の9月に鎌倉市内のコンビニ駐車場で職務質問を受けた際、警察官の頭を殴ったとして公務執行妨害の罪に問われた被告の公判が11月12日に横浜簡裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、事件当日に被告は無灯火で自転車に乗っていた為に職務質問を受けた事や、その際に被告は警察官をからかってやろうと思い、「自転車を盗んできた」旨の嘘の証言をしていた事などを明らかにした。
続く被告人質問で、弁護側に暴行を働いた理由を問われた被告は「土曜の夜で早く帰りたかったのに、(自...
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2008/11/13 23:58 |
許容された「有形力の行使」 [横浜地裁 平成20年(わ)第735号]
・・・昨年の6月に藤沢市内の県立高校食堂で生徒(当時15歳)に対して暴行を加え、1週間のケガを負わせたとして傷害の罪に問われた学校臨時職員の被告に対する判決公判が11月12日に横浜地裁で開かれ、大島裁判官は被告に無罪(求刑罰金15万円)を言い渡した。
判決理由の中で大島裁判官は、被告の暴行行為そのものは認める一方、「被告人の行為は学校のルールを守らない生徒に対して行われたものであり、正当な範囲を逸脱したものとは認められない」などとして、本件は学校教育法に定める体罰に該当するとした検察側の主張...
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2008/11/12 19:08 |
公判までの「第一歩」? [横浜地裁 平成20年(む)第512号]
・・・今年の10月に藤沢市内の民家に侵入し、78歳の女性の首を絞めた上に背中をナイフで刺して殺害して現金を奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた被疑者の勾留理由開示法廷が、11月11日に横浜地裁で開かれた。
太田裁判官は、被疑者を勾留している理由について「犯行を疑うに足りる相当な理由がある」「供述内容からすると、被害品を処分するなどして罪証隠滅を行う相当な理由がある」「強盗殺人という事案からして逃亡する可能性もある」などと説明。
それに対し、弁護側は意見陳述で「殺害と財布を窃取した事ま...
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2008/11/11 23:56 |
やむを得ない「非弁行為」? [横浜地裁川崎支部 平成20年(わ)第279号]
・・・弁護士資格が無いのにも拘らず、多重債務者から報酬を受け取って債権整理を行ったとして弁護士法違反の罪に問われた被告の判決公判が11月6日に横浜地裁川崎支部で開かれ、加登屋裁判官は被告に懲役1年6ヶ月・執行猶予4年(求刑懲役1年6ヶ月)の有罪判決を言い渡した。
判決理由の中で加登屋裁判官は、被告の行為について「報酬を得る目的で債権処理を業務として行ったのであり、その利欲的動機に酌量の余地は無い。非弁行為は模倣性が強く、刑事責任は軽視出来ない」などと断罪。その一方、「被告人は『七転び八起きの...
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2008/11/06 20:37 |
度が過ぎた「火遊び」? [横浜地裁 平成20年(わ)第1676号等]
・・・今年の3月に横浜市内の幼稚園前路上で交際していた女性のわいせつ画像を印刷したビラをばら撒いた上、その画像をインターネット上で不特定多数に公開したとして、名誉毀損・わいせつ図画公然陳列の罪に問われた被告の公判が10月30日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告が06年に被害女性との不倫が原因で妻と離婚した後も複数の女性と交際していた事や、被害女性から不倫関係を一方的に終了させられたのを逆恨みして本件犯行に及んだ事などを明らかにした。
証人尋...
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2008/10/31 00:19 |
きょうの判決(10月22日・横浜地裁横須賀支部)
・・・この日の横須賀支部の公判は、午前中の3件のみ。そのうちの2件が判決で、いずれの被告にも実刑が言い渡された。
ちなみに、唯一の審理だった窃盗事件[平成20年(わ)第176号]の被告も執行猶予中の再犯であった為、実刑判決が言い渡される公算が大きい。
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2008/10/22 18:29 |
彷徨する被告?(終) [横浜地裁 平成20年(わ)第1653号]
・・・今年の8月に横浜市港北区の東急菊名駅構内で女性客に凶器を示して脅迫したとして、暴力行為等処罰に関する法律違反の罪に問われた被告の判決公判が10月20日に横浜地裁で開かれ、香川裁判官は被告に懲役6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。
判決理由の中で香川裁判官は、被告の行為について「被害者が横入りしたと思い込み、文句を言ってクシを示したという動機・経緯は自己中心的であると考えられる。クシを30センチにも満たない距離で示した危険な犯行でもある」と断罪。その一方、「本件は突発的・偶発的犯...
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2008/10/21 22:06 |
最後の一言
「裁判所に速やかに保釈を認めていただいたお陰で、母の最期に立ち会う事が出来ました・・・・・」
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2008/10/17 06:41 |
不作為が引き起こした「死亡事故」? [横浜地裁 平成20年(わ)第1504号]
・・・今年の3月に横浜市鶴見区の国道をトラックで走行中、てんかんの発作で意識を失って歩道に突っ込み、歩行者2人を死傷させたとして自動車運転過失致死傷の罪に問われた被告の第1回公判が10月15日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は、病院で処方されていた薬について「私はきちっと服用していた」と述べ、起訴事実の一部を否認した。
冒頭陳述で検察側は、被告は04年に”てんかん”との診断を受け、以降は抗痙攣(けいれん)薬を処方されていたにも拘らず、以前も薬の服用を怠って物損事故を起こしていた事や、免許更...
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2008/10/16 00:32 |
真価が問われる「DNA鑑定」 [横浜地裁小田原支部 平成20年(わ)第379号]
・・・今年の6月に秦野市のアパート駐車場から台所にいる女性に尿をかけたとして、暴行の罪に問われた被告の公判が10月14日に横浜地裁小田原支部で開かれ、罪状認否で被告は「私はそこに行ってもいないし、やった覚えもありません」として起訴事実を否認し、無罪を主張した。
冒頭陳述で検察側は、科捜研でDNA鑑定した結果、現場で採取された尿と被告の口腔内細胞が一致した事などを明らかにしたが、弁護側は「DNA鑑定についてのモニター画像がない」として証拠採用に不同意を表明。加えて「客観的事実に相違した供述がな...
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2008/10/14 23:24 |
彷徨する被告?(2) [横浜地裁 平成20年(わ)第1653号]
・・・今年の8月に横浜市港北区の東急菊名駅構内で女性客に凶器を示して脅迫したとして、暴力行為等処罰に関する法律違反の罪に問われた被告の第2回公判が、10月10日に横浜地裁で開かれた。
この日は前回公判に引き続き被告人質問から行われ、検察側に今後似たような事があった場合の対応を問われた被告は「余程ひどい事でない限りは無視するようにする」と述べた。また、裁判所に被害者に対しての感情を問われると「相手に本当に怖い思いをさせてしまった」などと反省の意向を示した。
続く証人尋問には、被告の母が出廷...
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2008/10/11 11:23 |
彷徨する被告?(1) [横浜地裁 平成20年(わ)第1653号]
・・・今年の8月に横浜市港北区の東急菊名駅構内で女性客に凶器を示して脅迫したとして、暴力行為等処罰に関する法律違反の罪に問われた被告の公判が10月6日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告の女は「間違いないです」と起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告は同じ列車の車両に乗っていた女性客が自分の前に出て来た事に腹を立て、駅のホームで金属製のくしを見せるなどした後、女性客の通報を受けた駅員に現行犯逮捕された事などを明らかにした。
被告人質問で弁護側に犯行動機を問われた被告は、被害女性が「割...
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2008/10/06 23:54 |
万引きを繰り返す「自分じゃない自分」? [横浜地裁 平成20年(わ)第1635号]
・・・今年の8月に横浜市西区の百貨店でワンピース1着(3万5千円相当)を万引きしたとして窃盗の罪に問われた被告の公判が10月2日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告が今年の4月にも窃盗事件で懲役1年・執行猶予4年の有罪判決を受けたばかりである事や、本事件で警備員に捕まった際「許して下さい。次捕まったら刑務所です」などと述べていた事を明らかにした。
証人尋問(被告の義兄)を経て行われた被告人質問で、弁護側に事件当時の精神状態を問われた被告は「無意...
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2008/10/03 15:13 |
被告が漏らした「捨てゼリフ」?
「柳の下にドジョウが二匹いると思った」
・・・横浜市金沢区にある寺院でさい銭泥棒を繰り返し、常習累犯窃盗の罪に問われた被告が、裁判官の尋問に対して半ばヤケ気味に言い放った一言である。
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2008/10/01 04:51 |
はた迷惑な「女装癖」? [横浜簡裁 平成20年(ろ)第61号]
・・・今年の8月に横浜市中区のディスカウントストアで女性下着など14点を万引きしたとして窃盗の罪に問われた被告の公判が9月29日に横浜簡裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告には以前から女装癖があり、事件当日は代金を払わずに商品のヌーブラを装着して店外に出た所を現行犯逮捕された、という事実を明らかにした。
続く被告人質問で、弁護側から犯行動機を問われた被告は、盗んだ女性用下着を自分で使用する以外に知人女性へのプレゼント用に回す目的があったとした上で、万引...
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2008/09/30 00:31 |
きょうの判決(9月29日・横浜簡裁)
・・・この日に横浜簡裁で言い渡された判決は4件で、全て窃盗事件だった。ちなみに、Bの事件の被告のみ保釈が認められていたが、これは被告の経済的事情もさることながら、前科・前歴の有無も影響したものと思われる。
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2008/09/29 21:35 |
仙台は準備万端?
・・・仙台地裁で9月25日に公判が開かれた2件の重大事件は、いずれも来年実施が予定されている「裁判員裁判」を想定して審理が進められていた。
特に、この日が第1回公判となった強盗致傷事件[平成20年(わ)第433号](担当:山内裁判長)については、審理がまる一日行われて翌日午前に論告・弁論、午後には判決が言い渡される、という慌しい予定が組まれていた。
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2008/09/26 21:07 |
「振り込め詐欺」の深い闇? [仙台地裁 平成20年(わ)第565号]
・・・今年の6月に社会保険庁の職員を装って高齢者宅に電話を掛け、2回にわたり計50万円余りを振り込ませたとして、電子計算機使用詐欺の罪に問われた4人の被告に対する第1回公判が、9月24日に仙台地裁で開かれた。
罪状認否で、4人の被告のうちH被告は起訴事実を全面的に認めたものの、T被告は一部を否認し、G被告とK被告の2人は「身に覚えがない」として全面的に争う構えを示した。
冒頭陳述で検察側は、被告ら4人が江東区内のマンションを拠点として還付金詐欺を繰り返していた事や、K被告のパソコンに被害...
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2008/09/24 23:58 |
人生を賭けた「わが闘争」? [横浜地裁 平成20年(む)第426号]
・・・昨年の5月に藤沢市内の不動産会社で社員を暴行して死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた被告の勾留理由開示法廷が、9月17日に横浜地裁で開かれた。
淵脇裁判官は、被告を勾留している理由について「犯行を疑うに足りる相当な理由がある」「関係者の供述内容に照らすと、関係者に働きかけるなどして罪証隠滅を行う相当な理由がある」「特に勾留を不必要とする理由もない」などと説明。
それに対し、弁護側は「具体的に何をする恐れがあるのか」「被告人は裁判を受けないまま1年半も拘禁され続けているが、何...
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2008/09/19 22:37 |
化け物のような「ストーカー」? [横浜地裁 平成20年(わ)第1427号]
・・・今年の4月から3回にわたって鎌倉市内に住む女性を駅や歩道橋で待ち伏せてつきまとったとして、ストーカー行為等の規制等に関する法律違反の罪に問われた被告の公判が9月18日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告が昨年も同様の行為を被害女性に繰り返して有罪判決を受けた際、「もう二度と近付かない」旨の誓約書を提出したにも拘らず、今回職務質問をした警察官に「前の件は冤罪だ」などと開き直っていた事などを明らかにした。
証人尋問(被告の母)を経て行われた被...
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2008/09/18 23:22 |
警備員の「背信」 [東京簡裁 平成20年(ろ)第854号]
・・・今年の6月に自身が警備を担当する江東区内の倉庫に合鍵を使って侵入し、ブランドバッグなど4点を盗んだとして建造物侵入・窃盗の罪に問われた被告の公判が9月10日に東京簡裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告が盗んだブランド品は合計で700〜800点に及び、風俗嬢へのプレゼントに回したり換金するなどしていた事を明らかにした。
被告人質問で弁護人から出所後の事を尋ねられた被告は「分相応な生活をしていきたい」と述べたものの、検察側に被害弁償の方法を問われると...
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2008/09/16 22:05 |
来週の「勾留理由開示」
・・・9月17日に横浜地裁で開かれる予定の勾留理由開示法廷は、珍しく傍聴券が発行される事になった。
本事件の被疑者は、藤沢市の不動産会社で起こったリンチ殺人事件(傷害致死)の主犯格と目される人物である。そう、かつて赤軍派に所属した事もあるという、件の人物である。
ちなみに、本事件では犯行に関与した関係者の多くが起訴され、被疑者の甥も含め一審で有罪判決が言い渡されているのだが、主犯格の被疑者はようやく勾留理由開示に漕ぎ着けたに過ぎない。こうした状況を鑑みると、裁判(若しくは、その前段...
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2008/09/12 21:28 |
悲しきチンピラ? [福島地裁郡山支部 平成20年(わ)第116号]
・・・今年の6月に郡山市郊外にある温泉ホテルのバーで従業員に因縁をつけて暴行し、飲食代や宿泊代を踏み倒そうとしたとして傷害・恐喝などの罪に問われた被告の第2回公判が、9月1日に福島地裁郡山支部で開かれた。
この日は被告人質問から行われ、弁護側に起訴事実を否認するのかどうかを問われた被告は「否認する事は無いが、思い切りやった訳ではない」などと釈明。飲食代金を支払わなかった点については「自分は払うつもりがあった」としながらも、「結果的には払わなかった」と明言。検察側に発言の真意を問われると「脅し...
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2008/09/08 00:20 |
人生節目の「出来心」? [京都地裁 平成20年(わ)第1107号]
・・・今年の7月に京都市伏見区内の百貨店で買い物客のバックを盗んだ上、入っていた通帳から現金を引き出そうとしたとして窃盗、窃盗未遂の罪に問われた被告の公判が9月3日に京都地裁で開かれ、罪状認否で被告は「間違いございません」と起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告は犯行後にタクシーで逃走した事や、捜査段階で「お金欲しさに、つい出来心でやってしまった」などと供述していた事を明らかにした。
続く被告人質問で弁護側に拘留中の事を問われた被告は、「鉄格子の前で正座して、手を合わせて本を読...
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2008/09/03 22:17 |
遅々として進まぬ「審理」(3) [横浜地裁 平成20年(わ)第512号等]
・・・今年の3月に海老名市内の100円ショップで靴下を盗もうとした上、それを咎めた警備員に噛み付いて暴行を加えたとして窃盗・傷害などの罪に問われた被告の第5回公判が、8月27日に横浜地裁で開かれた。
この日は昨年10月に京都府城陽市で起こした窃盗事件についての追起訴分の審理が行われ、罪状認否で被告はいずれの起訴事実も認めた。
被告人質問で、弁護側から窃盗の余罪について問われた被告は「30数回やった」と述べると共に、「(刑務所を出所後に)何回か努力して仕事を探したが、保証人がいない、住所が...
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2008/09/03 00:08 |
きのうの判決(9月1日・福島地裁郡山支部)
・・・9月1日に郡山支部で言い渡された刑事事件の判決は以下の3件のみであり、前回公判はいずれも8月25日に開かれていた。
実は、この3件以外にも筆者が傍聴していた事件が1件あり、これは判決が9月10日に言い渡される予定なのだが、残念ながら3週連続で郡山支部に出向く余裕が現在の筆者には無い、というのが実情である。ちなみに、1日に開かれた4件の公判を傍聴していたのは、被告の親族以外には筆者ただ一人であった。
(尚、10日に判決が言い渡される事件については、後日紹介する予定。)
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2008/09/02 01:01 |
仏の顔も三度まで? [福島地裁郡山支部 平成20年(わ)第121号]
・・・今年の4月に須賀川市内の公道を酒気帯び状態で運転したとして、道路交通法違反の罪に問われた被告の判決公判が9月1日に福島地裁郡山支部で開かれ、竹下裁判官は被告に懲役1年・執行猶予4年(保護観察付)の有罪判決を言い渡した。
判決理由の中で竹下裁判官は、被告の行為について「同種の前科を2度も有しているなど被告人の規範意識は乏しく、再犯の可能性も否定出来ない」と断罪する一方、「今後は二度と運転しない旨約束しており、次は刑務所に行かなければならないと十分に理解した」などとして情状酌量も認めた...
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2008/09/01 23:41 |
来週の気になる公判予定(横浜地裁)
・・・今週、先週は各刑事部の休廷期間が重なった為に公判数そのものが少なく、傍聴席は中学・高校生らで満席になる事も珍しくなかった。
しかし、来週以降は第5・第6刑事部中心に公判が開かれるようなので、少しは余裕を持って傍聴出来るかも知れない。
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2008/08/21 17:09 |
真昼の凶行(6) [横浜地裁 平成18年(わ)第1016号等]
・・・06年の3月、川崎市多摩区内の高層マンションの最上階から子供を投げ落として死亡させたとして殺人等の罪に問われた被告の公判が、約1年1ヶ月振りとなる8月7日に横浜地裁で開かれた。
この日は被告の精神鑑定を実施した精神科医に対する証人尋問が行われ、鑑定書の内容について弁護側・検察側双方が尋問を行った。
弁護側は事件当時の被告の精神状況について尋ねたが、鑑定医は「客観的な第三者の証言が少ない。本人の供述も一貫せず犯行当時の状況ははっきりしない」とする一方、犯行時は「基本的にはうつ状態の回...
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2008/08/14 20:57 |
きょうの判決(8月12日・横浜地裁)
・・・本事件については、筆者はこの日の判決公判しか傍聴していない。ちなみに他の傍聴人の方の情報によると、共犯者(五十嵐被告)に対しては既に一審(横浜地裁)で懲役20年の実刑判決が言い渡された、との事。
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2008/08/12 16:39 |
稚拙な「業務妨害」? [横浜地裁相模原支部 平成20年(わ)第217号]
・・・昨年10月頃に406回にわたり110番通報を繰り返し、県警本部通信指令課の通信を妨害したとして業務妨害の罪に問われた被告の公判が8月8日に横浜地裁相模原支部で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
被告人質問で、検察側にイタズラ電話について問われた被告は「今は後悔している」「まさか捕まるとは思っていなかった」などと釈明する一方、弁護側にどの点が悪かったのかを問われても「分からない」と述べるに止まった。
続く論告で検察側は、「反則切符を切られて立腹したという動機に酌量の余地無し。...
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2008/08/09 07:50 |
遅々として進まぬ「審理」(2) [横浜地裁 平成20年(わ)第512号等]
・・・今年の3月に海老名市内の100円ショップで靴下を盗もうとした上、それを咎めた警備員に噛み付いて暴行を加えたとして窃盗・傷害の罪に問われた被告の第4回公判が、7月31日に横浜地裁で開かれた。
この日は昨年8月と12月に京都・兵庫で起こした窃盗事件についての追起訴分の審理が行われ、罪状認否で被告は「間違いございません」と起訴事実を認めた。
しかし、残りの追起訴分の審理が期日の関係で間に合わなかった為、被告人質問は次回公判(8月27日 11:00〜)以降に持ち越しとなった。
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2008/08/01 20:51 |
「通販詐欺」の典型? [金沢地裁 平成20年(わ)第155号]
・・・今年の3月に石川県白山市内の弦楽器輸入販売店で購入すると装い、バイオリン2丁(416万円相当)をだまし取ったとして詐欺の罪に問われた被告の公判が7月28日に金沢地裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告は1年前からネットオークションでバイオリンの転売を繰り返していた事や、本事件でだまし取ったバイオリンは被害業者に返還されるものの、現物を入れた木箱は被告が投棄してしまった事などを明らかにした。
証人尋問(被告の母)を経て行われた被告人質問で、犯行動...
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2008/07/28 22:51 |
闇に包まれる「通り魔事件の全容」(終)
・・・本事件については、筆者は都合により判決公判を傍聴出来なかったので、新聞各紙の報道から判決内容を紹介し、筆者なりに事件を振り返ってみたいと思う。
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2008/07/25 08:00 |
狂った不倫男? [横浜地裁 平成20年(わ)第510号等]
・・・05年に不倫関係だった女と共謀し、横浜市緑区内のラブホテルで当時10歳の少女にみだらな行為を行った上に、07年には少女を妊娠させたとして強姦・強姦未遂の罪に問われた沼被告の公判が7月23日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告が昨年の11月に小田急線で痴漢行為を働いて罰金刑を受けた事を明らかにすると共に、被害者の妊娠を知った後も姦淫行為を続けた点を重視。被告の刑事責任を厳しく問う姿勢を明確にした。
証人尋問(被告の母)...
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2008/07/24 00:55 |
1年振りの「公判再開」
・・・裁判所が前回公判で被告の精神鑑定を認めて以後、事実上中断していた事件の審理が1年1ヶ月振りに再開される見通しとなった。
その事件とは、「川崎市内のマンションで起こった児童投げ落とし殺人事件」である。
今度の公判は8月7日の13:30〜開かれる予定。傍聴券が発行されるのかどうかは「現時点では未定」(地裁関係者)との事であったが、過去の公判は殆ど抽選になっているので、今回も傍聴券が発行される公算が大きい。
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2008/07/19 08:27 |
狂った母親? [横浜地裁 平成20年(わ)第689号]
・・・05年の8月に不倫関係だった男と共謀し、横浜市内のラブホテルで自身の次女(当時10歳)にみだらな行為を行ったとして強姦未遂の罪に問われた被告の判決公判が7月16日に横浜地裁で開かれ、川口裁判長は被告に懲役3年(求刑懲役4年)の実刑判決を言い渡した。
判決理由の中で川口裁判長は、被告の行為について「当時10歳の娘を愛人の性欲のはけ口として差し出すなど、母親としての役割を忘れた極めて悪質な犯行。今後、被害者の精神的障害が爆発する可能性もあり、被害の深刻さは計り知れない」などと断罪。また、被...
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2008/07/16 17:34 |
嵐を呼ぶ「1通のメール」?(終) [横浜地裁 平成20年(わ)第254号]
・・・今年の1月に横浜市中区の市庁舎1階で、応対した市港湾局職員に暴行を働いたとして公務執行妨害の罪に問われた被告の判決公判が7月10日に横浜地裁で開かれ、栗田裁判長は被告に罰金20万円の有罪判決を言い渡した。
判決理由の中で栗田裁判長は、本事件について「衝動的に暴行を加えた事件であり、たとえそれが天下りの批判であったとしても強い非難は免れない。被告人には略式起訴の前科があり、再度暴行に及ぶ可能性も否定出来ない」とする一方、「5ヶ月間の拘束を受けており、相応な制裁も受けている」とも付け加えた...
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2008/07/11 08:45 |
流出した「軍事機密」? [横浜地裁 平成19年(わ)第3093号]
・・・02年5月に所属部署にあったイージス艦に関する電子ファイルを複写した上、部外者である第1術科学校の教官に複写物を送付するなどしたとして、日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法違反の罪に問われた被告の第1回公判が、7月10日に横浜地裁で開かれた。
罪状認否で、当時一等海尉だった被告は「私のした行為が秘密保護法に触れるとは思ってもいなかった」などと述べて起訴事実を否認し、無罪を主張した。
冒頭陳述で検察側は、事件当時被告は本件電子ファイルが特定防衛秘密に属すると認識していた事や、被...
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2008/07/10 16:38 |
判決無き「終局」
・・・先日、筆者はかねてより公判の動向を注目していた一つの事件について、久し振りに横浜地裁の担当刑事部に問い合わせてみた。
すると、担当者からは「この事件は終局しました。」との返事。当該事件は被告の病状により公判が中断していたので、つまりは被告の病状が回復しないまま他界してしまったが為に”公訴棄却”(刑訴法第339条第4項)となってしまったようなのだ。
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2008/07/09 18:46 |
米兵の蛮行? [横浜地裁横須賀支部 平成19年(わ)第242号]
・・・昨年の7月に横須賀市内の民家で知人の女性2人をナイフで刺し、重傷を負わせたとして殺人未遂の罪に問われた米兵の被告の判決公判が6月19日に横浜地裁横須賀支部で開かれ、猪俣裁判長は被告に懲役8年(求刑懲役10年)の実刑判決を言い渡した。
判決理由の中で猪俣裁判長は、被害者の供述は「当時の状況について具体的で臨場感に富んだ証言をしており、2人の供述は相互に信用性を補完し合っている」として、「殺意は無かった」とする弁護側の主張を退けた。
その上で、被告の行為については「基地でのストレスを被...
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2008/06/20 20:54 |
嵐を呼ぶ「1通のメール」?(4) [横浜地裁 平成20年(わ)第254号]
・・・今年の1月に横浜市中区の市庁舎1階で、応対した市港湾局職員に暴行を働いたとして公務執行妨害の罪に問われた被告の第4回公判が、6月17日に横浜地裁で開かれた。
この日は論告・弁論が行われ、検察側は「被害者と、同席していた係長の証言は信用性が高い」とした上で、「悪に悪を重ねるかの如くの動機は身勝手で短絡的。犯行態様は粗暴で悪質」として、被告に罰金20万円を求刑。対する弁護側は、「被告人の公判廷での供述は具体的で信用出来る。そもそも市港湾局をめぐる疑惑についての真実解明が被告人の目的であり、...
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2008/06/19 07:35 |
控訴審に持ち込まれた「痴漢事件」(終) [東京高裁 平成20年(う)第366号]
・・・昨年の5月にJR横浜線の電車内で女子高生に痴漢行為を働いたとして、神奈川県迷惑行為等防止条例違反の罪に問われた被告の控訴審判決公判が6月18日に東京高裁で開かれ、中山裁判長は一審判決を支持し、被告の控訴を棄却する判決を言い渡した。
判決理由の中で中山裁判長は、一審判決について「概ね正当と是認する事が出来る」とした上で、「被害者の証言は事態の流れに沿っており、疑問を差し挟む余地は無い。対する被告人の供述は不自然且つ不合理で信用出来ない」と指摘し、弁護側の主張を全面的に退けた。
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2008/06/18 19:20 |
闇に包まれる「通り魔事件の全容」(4) [横浜地裁川崎支部 平成19年(わ)第209号]
・・・昨年の4月に川崎市宮前区野川の路上で帰宅途中の女性を包丁で2回突き刺し、全治3ヶ月の重傷を負わせたとして、殺人未遂の罪に問われた被告の第6回公判が6月9日に横浜地裁川崎支部で開かれた。
この日は論告・弁論が行われ、検察側は「各証拠から被告人の犯人性について認められるのは明らか」とした上で、「通りすがりの女性を面白おかしく殺傷しようとした、という犯行動機に酌量の余地無し。犯行態様は極めて危険且つ悪質で、一定の計画性も認められる」として、被告に懲役15年を求刑。対する弁護側は、「検察側...
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2008/06/09 16:30 |
遅々として進まぬ「審理」(1) [横浜地裁 平成20年(わ)第512号]
・・・今年の3月に海老名市内の100円ショップで靴下を盗もうとした上、それを咎めた警備員に噛み付いて暴行を加えたとして窃盗・傷害の罪に問われた被告の第2回公判が、5月29日に横浜地裁で開かれた。
この日は昨年12月に世田谷区で起こした万引き事件についての追起訴分の審理が行われ、罪状認否で被告は「間違いございません」と起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、事件当日の被告は盗んだ自転車を乗り回して周囲を物色し、盗んだブランドバックは3万円で売却した事などを明らかにした。しかし、検察側が再度...
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2008/06/03 14:27 |
嵐を呼ぶ「1通のメール」?(3) [横浜地裁 平成20年(わ)第254号]
・・・今年の1月に横浜市中区の市庁舎1階で、応対した市港湾局職員に暴行を働いたとして公務執行妨害の罪に問われた被告の第3回公判が、5月29日に横浜地裁で開かれた。
この日は被告人質問が行われ、被告はあらためて暴行の事実を全面的に否定。もみ合っている際に手が総務課長の顔に触れたかを問われると、「そういう感触は全く残っていない」と述べると共に、総務課長の証言については「嘘をついていると思う」と指摘した。
また被告は、本事件の以前から港湾局に度々申し入れを行っており、その事がきっかけで勤務して...
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2008/05/31 22:13 |
無気力な「強盗犯」? [横浜地裁 平成20年(わ)第676号]
・・・今年の3月に横浜市中区の牛丼店に刃物を持って押し入り、現金7万4千円を奪ったとして強盗の罪に問われた被告の公判が5月21日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告は犯行時に多額の借金を抱えており、生活費、遊興費目的の犯行であった事や、3月30日に都内の交番に出頭して逮捕された事などを明らかにした。
被告人質問で弁護側に犯行動機を問われた被告は、生活費欲しさの犯行であると釈明する一方、「奪った金はパチンコや遊びに使っていた」とも述べた。また...
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2008/05/24 20:23 |
飛んで火に入る「冬の虫」?(終) [横浜地裁 平成20年(わ)第94号等]
・・・昨年の12月から今年の1月にかけて横浜市戸塚区・鎌倉市周辺のコンビニ5店に連続して強盗に押し入り、店の売上金を奪ったとして強盗・銃砲刀剣類所持等取締法違反の罪に問われた被告の判決公判が5月20日に横浜地裁で開かれ、林裁判官は被告に懲役6年の実刑判決を言い渡した。
判決理由の中で林裁判官は、本事件について「用意周到且つ狡猾な犯行で、およそ1ヶ月間の短期に連続して行われており悪質。連続コンビニ強盗としてマスコミでも報道され、周辺住民に多大な不安を与えるなど社会的影響も大きい」などと断罪。そ...
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2008/05/21 00:36 |
仮面の下に隠された「未練」? [横浜地裁 平成20年(わ)第455号]
・・・昨年の10月に保護命令を受けていたのにも拘らず、今年の2月にJR茅ヶ崎駅構内で元妻を待ち伏せてつきまとったとして、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律違反の罪に問われた被告の公判が5月12日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は「まさにその通りです。間違いないです。反省しています。」と起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、06年に被告が妻に暴行を加えた事がきっかけで離婚調停に発展したものの不調となり、以後被告は度々元妻の職場に押し掛けるなどしていた事を明らかにした。
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2008/05/16 12:49 |
明日なき暴走? [横浜地裁横須賀支部 平成20年(わ)第41号]
・・・免許取消し処分中にも拘らず、今年の3月に逗子市内の公道で会社の車を運転し、法定速度を超過するなどしたとして道路交通法違反の罪に問われた被告の公判が4月30日に横浜地裁横須賀支部で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告が06年12月に731日の免許取消し処分を受けただけでなく、以前に免許停止処分を受けた際にも運転を続けていた事などを明らかにした。
証人尋問(被告の母)を経て行われた被告人質問で、04年以降に5回も検挙された理由を問われた被告は「団地と...
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2008/05/11 10:45 |
来週の気になる公判予定(横浜地裁)
・・・連休も終わり、5月12日以降は横浜地裁でも連日公判が行われる予定となっているので、興味をお持ちの方は筆者が注目した下記の事件を参照の上、是非傍聴に訪れて戴きたい。
ちなみに、12日のいわゆる「DV防止法違反」については、横浜地裁では滅多に出てこない事案である。と言うか、筆者は過去に他の地裁でもこのような罪名の事件を目にした事が一度も無く、全国的にもかなり珍しいのではないかと思われる。
*5月12日(月)
@平成20年(わ)第455号
罪名: 配偶者からの暴力の防止及び...
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2008/05/10 01:48 |
嵐を呼ぶ「1通のメール」?(2) [横浜地裁 平成20年(わ)第254号]
・・・今年の1月に横浜市中区の市庁舎1階で、応対した市港湾局職員に暴行を働いたとして公務執行妨害の罪に問われた被告の第2回公判が、5月8日に横浜地裁で開かれた。
この日は被告に暴行を受けたとされる港湾局総務課長と、現場に立ち会った担当係長に対する証人尋問が行われ、いずれの証人も被告が事件当日(1月28日)に暴行を振るったと証言。被告は1月18日に来庁した際にも総務課長に暴行したと証言する一方、担当係長は「直接見た訳ではない」とも述べ、一部では曖昧な表現に止まった。
審理の最後には、総務課...
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2008/05/09 23:56 |
控訴審に持ち込まれた「痴漢事件」(1) [東京高裁 平成20年(う)第366号]
・・・昨年の5月にJR横浜線の電車内で女子高生に痴漢行為を働いたとして、神奈川県迷惑行為等防止条例違反の罪に問われた被告の控訴審第1回公判が、5月7日に東京高裁で開かれた。
審理の冒頭、検察側は控訴棄却を主張。対する弁護側は、新たに事件当日の現場状況を再現したビデオテープを証拠として提出。裁判所は証拠として採用し、約20分間にわたって法廷で再生された。
この日の審理予定時間は30分だった為、ビデオテープの内容確認のみで終了。次回公判(5月26日 14:00〜)では被告人質問が行われ、結審...
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2008/05/07 23:06 |
飛んで火に入る「冬の虫」?(2) [横浜地裁 平成20年(わ)第94号等]
・・・昨年の12月から今年の1月にかけて横浜市戸塚区・鎌倉市周辺のコンビニに連続して強盗に押し入り、店の売上金を奪ったとして強盗・銃砲刀剣類所持等取締法違反の罪に問われた被告の第3回公判が、5月2日に横浜地裁で開かれた。
この日は追起訴分の審理から行われ、罪状認否で被告は過去の分も含め、5件のコンビニ強盗事件全てについての起訴事実を認めた。
証人尋問には、被告の両親が出廷。犯行に至った原因を問われた被告の母親は、「定職に就いていない。自分のしたいものが見つけられず、自分の居心地の良いギャ...
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2008/05/03 16:47 |
闇に包まれる「通り魔事件の全容」(3) [横浜地裁川崎支部 平成19年(わ)第209号]
・・・昨年の4月に川崎市宮前区野川の路上で帰宅途中の女性を包丁で2回突き刺し、全治3ヶ月の重傷を負わせたとして、殺人未遂の罪に問われた被告の第3回公判が4月28日に横浜地裁川崎支部で開かれた。
この日は担当裁判官交代に伴う更新手続きを経て被告人質問が行われたものの、被告は検察側の反対尋問に対し「お答え出来ません」を繰り返し、全ての回答を拒否。弁護側も主尋問を行わなかった為、結局無罪主張の根拠を全く示さないまま終了した。
次回公判(5月21日)では、再び証人尋問が行われる予定。
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2008/04/28 17:41 |
「確執」と「嫉妬」の果て? [横浜地裁 平成20年(わ)第378号]
・・・昨年の10月に藤沢市内の喫茶店で、自身の交際女性と不倫していた事につけ込んで金銭の交付を要求し、会社経営の男性から30万円を脅し取ったとして恐喝の罪に問われた被告の公判が4月21日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告は犯行当時多額の借金を抱えており、主に金目当ての犯行であると指摘したが、被告人質問で被告は「それはない」と否定。あくまで嫉妬心からの犯行であると強調した。
公判最後の論告で検察側は、「被害者の弱みにつけ込んだ犯行は卑劣且つ悪質...
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2008/04/22 21:28 |
老人と「罪」? [横浜地裁 平成20年(わ)第245号]
・・・昨年の9月に横浜市中区の雑貨店で違法DVDを販売していたとして、わいせつ図画販売所持目的の罪に問われた被告の公判が4月14日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を一応認めた。
検察側は冒頭陳述で、被告は06年頃から違法DVDの販売を開始し、月20万円程度の売り上げがあった事を明らかにした。しかし、被告人質問で当の被告は「売れても知れたもの」などと釈明。一度売った商品を、再度取り替えた事もあるとも述べ、肝心のDVDの内容についての商品知識が全くなかった事を示唆した。
公判最後...
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2008/04/17 18:05 |
嵐を呼ぶ「1通のメール」?(1) [横浜地裁 平成20年(わ)第254号]
・・・今年の1月に横浜市中区の市庁舎1階で、応対した港湾局職員に暴行を働いたとして公務執行妨害の罪に問われた被告の第1回公判が、4月14日に横浜地裁で開かれた。
罪状認否で被告は、「1月28日に市庁舎に出向いたのは間違いありません。しかし、職員を右手拳で1回殴打した事や引っ張るなどした事については、全て事実ではございません。」などと述べて起訴事実を否認し、無罪を主張した。
冒頭陳述で検察側は、被害者側から被告宛にメールが誤送信された事がそもそもの発端であるとした上で、応対した職員のうちの...
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2008/04/14 20:03 |
「別件逮捕」の典型?[浜松簡裁 平成20年(る)第118号]
・・・今年の3月に浜松市東区内のリサイクルショップで警備員の胸倉をつかむなどした、として暴行の罪に問われた被疑者の勾留理由開示法廷が、4月7日に浜松簡裁で開かれた。
明石裁判官は、拘留を認めた理由について「疑うに足りる相当な理由があると判断した。刑事訴訟法60条1項の規定に照らし、拘留の必要性も認められる」などと説明。また、弁護側が事実関係や証拠隠滅などについて行った求釈明に対しては、「被疑者は警備員に殴る仕草をした上、両肩をつかんで揺すっており、暴行罪の程度に相当する。また、被疑者は被...
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2008/04/08 16:13 |
来週の公判予定(横浜地裁)
・・・4月の第2週目からは本格的に公判が開始されるものの、一部では変則的な予定になっているので傍聴される際は十分注意して戴きたい。
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2008/04/05 20:25 |
きょうの判決(4月4日・横浜地裁)
・・・この日の公判は以下の3件のみであり、全て即決裁判手続きで行われた。
傍聴席が24席しかない狭い法廷(201号)で行われるのは改修工事の関係上仕方が無いとしても、この日はどういう訳か司法修習生や関係者が傍聴席を”占拠”した為、一般の傍聴希望者数人が締め出される結果となった。
裁判員制度導入を前に、こうした形で国民の関心を削ぐような真似を司法関係者自らが行うのは誠に遺憾であり、厳に慎んでもらいたいものだ。
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2008/04/04 16:13 |
飛んで火に入る「冬の虫」?(1) [横浜地裁 平成20年(わ)第94号等]
・・・昨年の12月から今年の1月にかけて横浜市戸塚区・鎌倉市周辺のコンビニに連続して強盗に押し入り、店の売上金を奪ったとして強盗・銃砲刀剣類所持等取締法違反の罪に問われた被告の第2回公判が、3月25日に横浜地裁で開かれた。
この日は追起訴分の審理が行われ、罪状認否で被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
尚、検察側の追起訴が終わっていない為、本格的な審理は次回公判(5月2日 10:50〜)に持ち越しとなった。
(傍聴席)
筆者は本事件については犯人が逮捕された時点から...
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2008/03/30 19:36 |
年度末の公判予定(横浜地裁)
・・・来週は”年度末”という関係もあり、極端に公判が少ない時期でもある。それ故、予定表などを確認せずに来所すると時間帯によっては全く刑事裁判にお目に掛かれない場合もあるので、来週に傍聴を予定されている方は下記の予定をご参照願いたい。
尚、4月1日に関しては公判予定が1件も組まれていないので、この点もあわせてご注意願いたい。
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2008/03/28 18:28 |
控訴審の公判予定(東京高裁)
・・・昨年の7月23日に横浜地裁で判決が出された「平塚市での5遺体事件」【→http://0-3459.at.webry.info/200707/article_12.html】の控訴審第1回公判期日が分かりましたのでお知らせします。
尚、本事件の控訴審は傍聴券が発行される予定になっており、「傍聴券交付情報」に掲載されている下記の案件がこれに該当します。
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2008/03/25 20:44 |
闇に包まれる「通り魔事件の全容」(2) [横浜地裁川崎支部 平成19年(わ)第209号]
・・・昨年の4月に川崎市宮前区野川の路上で帰宅途中の女性を包丁で2回突き刺し、全治3ヶ月の重傷を負わせたとして、殺人未遂の罪に問われた被告の第2回公判が3月17日に横浜地裁川崎支部で開かれた。
この日は被害にあった女性ら3人の証人尋問が行われ、被害者は事件当時の状況について「黒い人影がわっと出て来た」「何だろうと振り返った時、何かに突かれた」などと証言。犯人に背中を刺された後、一旦振り返った時に見た犯人の人相については、「顔は丸顔で髪は短め」「眉は太くてしっかり。目はぎょろっとしている」と詳...
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2008/03/22 00:10 |
「たき火」に執念を燃やす被告? [横浜地裁 平成20年(わ)第50号]
・・・昨年の10月に横浜市保土ヶ谷区内の寺の境内で、無許可で廃棄物を処理したとして廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反の罪に問われた被告の判決公判が3月17日に横浜地裁で開かれ、永井裁判官は被告に懲役10ヶ月・執行猶予3年(求刑懲役10ヶ月)の有罪判決を言い渡した。
判決理由の中で永井裁判官は、被告が行った焼却行為については「分量自体も少量とは言えず、周辺住民の生活環境に対する影響は小さくない」と指摘した上で、「動機は判然としないが、自己中心的で酌量の余地は無い。被告人は7,8年前から繰り返...
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2008/03/18 15:03 |
抵抗する被告?(終) [横浜地裁 平成19年(わ)第2055号]
・・・昨年の8月に茅ヶ崎市の実家で家族に対して暴行を働き、怪我を負わせるなどしたとして傷害・器物損壊の罪に問われた被告の判決公判が3月17日に横浜地裁で開かれ、倉澤裁判官は被告に懲役1年6ヶ月(求刑懲役2年)の実刑判決を言い渡した。
判決理由の中で倉澤裁判官は、被告の弁解について「殴打の態様が被害者の証言と合致しておらず、不自然で信用する事が出来ない」などと指摘してその信用性を否定。その上で、「心情は全く理解出来ない訳ではないが、経緯・動機に於いて被告人に同情する事が出来ない。被告人は甘えが...
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2008/03/17 20:12 |
出廷を「拒否」した被告? [横浜地裁 平成20年(わ)第184号]
・・・道路交通法違反の罪に問われた被告の公判が3月14日に横浜地裁の第5刑事部で開かれる予定だったものの、被告が出廷を拒否した為に審理が行われないまま閉廷するという”珍事”が発生した。
この日は開廷予定時間だった10:50までに法曹三者は全て着席。後は被告の到着を待つのみであったが、結局被告は法廷に現れなかった。
弁護人の報告によれば、被告は「何で弁護人を付けるんだ」と不満を漏らしていた、と言う事だから、次回公判(4月15日 14:20〜)に被告が出廷するかどうかは極めて微妙。
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2008/03/15 13:57 |
不可解な「DNA鑑定」(終) [名古屋地裁 平成18年(わ)第1044号]
・・・06年の2月に愛知県豊明市の路上で、帰宅途中の女子高生に乱暴を働いたとして強姦の罪に問われた被告の判決公判が3月10日に名古屋地裁で開かれ、伊藤納裁判長は被告に懲役4年の実刑判決を言い渡した。
判決理由の中で伊藤裁判長は、「被害者が強姦されたのは証拠上明らか」とした上で、弁護側が疑義を唱えていたDNA鑑定については「各資料の採取過程に問題は無く、科捜研の鑑定と山本鑑定に疑問は生じない」として捏造の可能性を否定。「被害者の肉体的・精神的苦痛は計り知れない。被告人は何ら慰藉の措置を講じてお...
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2008/03/10 17:54 |
動機無き「放火」? [横浜地裁 平成19年(わ)第2932号]
・・・昨年の8月に藤沢市内の自宅マンション居室内でふとんに引火して延焼させた、として建造物等延焼の罪に問われた被告の判決公判が2月29日に横浜地裁で開かれ、永井裁判官は被告に懲役3年・執行猶予5年(求刑懲役3年6ヶ月)の有罪判決を言い渡した。
判決理由の中で永井裁判官は、事件当時被告が「軽度の知的障害で、心神耗弱状態だった。また合併的に統合失調症でもあった」と認定。その上で、「精神病院に入院したいが為の犯行であり、動機は短絡的で酌量の余地は無い。実父は一酸化炭素中毒で死亡しており、結果は重大...
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2008/03/08 18:06 |
法廷に舞い降りた「女神」? [横浜地裁 平成20年(わ)第90号]
・・・今年の1月に横浜市中区の公道を無免許の上に酒気帯びで乗用車を運転したとして、道路交通法違反の罪に問われた被告の公判が3月7日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
証人尋問には、被告の母親代わりの女性が出廷。被告とは逮捕・拘留後に5回面会し、その際にきつく叱った事を明らかにすると共に、被告の性格については「物事を安易に考えてしまう面がある」などと証言。「今まで以上に連絡を取りあって、きちんと監督していきたい」と決意の程を述べた。
被告人質問で、弁護側に無免許運転を繰...
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2008/03/07 21:40 |
闇に包まれる「通り魔事件の全容」(1)[横浜地裁川崎支部 平成19年(わ)第209号]
・・・昨年の4月に川崎市宮前区野川の路上で帰宅途中の女性を包丁で2回突き刺し、全治3ヶ月の重傷を負わせたとして、殺人未遂の罪に問われた被告の第1回公判が3月3日に横浜地裁川崎支部で開かれ、罪状認否で被告は「全て間違いです」と起訴事実を全面的に否認し、無罪を主張した。
冒頭陳述で検察側は、被告には過去に傷害、窃盗の前歴がある事や、事件当日に被告が履いていた靴から被害者の血液が検出された事などを明らかにした。
続く証人尋問には、警察官2人と科捜研職員2人が出廷。事件当日に行った実況見分の様子...
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2008/03/03 19:54 |
依頼人の「心の闇」?(終) [横浜地裁 平成19年(わ)第1886号等]
・・・昨年の4月、いわゆる「自殺サイト」を通じて知り合った女性に殺害を依頼され、川崎市高津区の女性宅で睡眠導入剤を飲ませた上で窒息死させた、として嘱託殺人などの罪に問われた被告の判決公判が2月28日に横浜地裁で開かれ、大島裁判長は被告に懲役9年・罰金100万円(求刑懲役13年・罰金100万円)の実刑判決を言い渡した。
判決理由の中で大島裁判長は、嘱託殺人については「自ら殺害の実行行為に及んでおり、良心の呵責や葛藤はおよそ感じられない。自殺の決意をさせたのは他ならぬ被告人であり、被害者の尊厳を...
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2008/02/28 23:35 |
チンチロリン殺人事件? [横浜地裁川崎支部 平成19年(わ)第624号]
・・・昨年の11月に川崎市川崎区内の居酒屋店で知人の暴力団組員を刺殺したとして、殺人の罪に問われた暴力団幹部の被告の公判が2月25日に横浜地裁川崎支部で開かれ、罪状認否で被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、犯行動機について被告が捜査段階で「被害者のチンチロリンのやり方が悪かった」と述べていた事や、サイコロ賭博によって被告の舎弟が被害者に数百万円の借金を抱えていた事などを明らかにした。
続く被告人質問で、殺意を持つに至った経緯を問われた被告は、サイコロ賭...
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2008/02/25 22:27 |
刺激を求めた「代償」 [川崎簡裁 平成20年(ろ)第2号]
・・・昨年の12月に川崎市多摩区内のマンション敷地内に侵入し、ベランダにあった女性用下着2枚(計500円相当)を盗んだとして窃盗の罪に問われた被告の公判が2月21日に川崎簡裁で開かれ、罪状認否で被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
証人尋問には被告の父が出廷。被告の性格については「今までケンカ一つした事の無い、気の小さな子だった」と証言すると共に、保釈金150万円は被告に代わって全額立て替えた事などを明らかにした。
被告人質問で犯行動機を問われた被告は、仕事上のストレスが原因で...
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2008/02/23 04:49 |
雨降って地固まる? [横浜地裁 平成19年(わ)第2118号等]
・・・昨年の9月に横浜市磯子区の路上で通行中の女性を暴行した上、わいせつ行為を行って現金を奪ったとして強制わいせつ致傷、窃盗などの罪に問われた被告の判決公判が2月18日に横浜地裁で開かれ、木口裁判長は被告に懲役3年6ヶ月(求刑懲役6年)の実刑判決を言い渡した。
判決理由の中で木口裁判長は、被告が公判廷で犯行当時の発言内容を一部否認した点については「被害者の供述内容は具体的で、自然・無理がなく、信用性に特段疑われる余地が無い」として、弁護側の主張を一蹴。その上で「犯行は粗暴且つ卑劣。財産的被害...
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2008/02/18 23:50 |
断ち切れない「誘惑」? [横浜地裁川崎支部 平成20年(わ)第1号]
・・・昨年の12月に川崎市中原区の自宅で隠し持っていた覚せい剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反の罪に問われた被告の公判が2月14日に横浜地裁川崎支部で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告は以前から覚せい剤の使用を繰り返しており、本件も前刑の仮釈放中の犯行である事を明らかにした。
被告人質問で弁護側から今後について問われた被告は、「今回こそは自分の力で立ち直る。出所後は更生施設に行って一生かけて家族に償う」と決意の程を述べた。その一方、検察側に隠し持って...
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2008/02/14 21:30 |
表に出なかった「裏事情」? [横浜地裁 平成19年(わ)第2738号]
・・・昨年の9月と10月の2回にわたり、産廃処理業者のダンプカーに虚偽の適合証を作成するなどして不正な手段で車検を通したとして、虚偽有印公文書作成・同行使、道路運送車両法違反の罪に問われた秦野市内の被告会社と3被告の公判が、2月6日に横浜地裁に開かれた。
罪状認否で被告会社代表と3被告は、いずれも「間違いありません」と起訴事実を認めたものの、冒頭陳述で検察側は、被告会社は05年にも神奈川運輸支局の特別監査を受け、行政処分を受けていた事などを明らかにした。
証人尋問(3被告の妻)を経て行わ...
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2008/02/07 18:25 |
キレる「受刑者」? [横浜地裁 平成19年(わ)第3087号]
・・・昨年の9月に横浜市港南区の横浜刑務所内で窓ガラス4枚を割ったとして器物損壊の罪に問われた服役囚の被告の公判が1月30日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告は昨年4月に横浜刑務所へ移監後、担当刑務官との折り合いが悪かった為、騒ぎを起こして部屋を移ろうとした事などを明らかにした。
証人尋問(被告の妻)を経て行われた被告人質問で、弁護側から犯行動機を問われた被告は「願い事をあまり聞いてもらえなかった」「職員に挑発された」な...
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2008/02/02 21:57 |
守られなかった「遵守事項」 [横浜地裁 平成20年(む)第4号]
・・・前刑の保護観察期間中であるにも拘らず、昨年の10月に自宅で大麻を所持した上に覚せい剤の注射をした容疑で逮捕・起訴され、横浜拘置所に拘留中の被請求人(K)に対する刑の執行猶予言渡し取り消し請求に関する口頭弁論手続きが、1月29日に横浜地裁で開かれた。
審理に先立ち、検察側は「(Kは)違法薬物との関係を断ち切る意欲が無いどころかむしろ悪化しており、自力更生を期待するのは到底困難である」などとして、刑訴法第349条の規定に従って裁判所に対して請求を行った事を説明。
続いて行われた尋問で、...
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2008/02/01 20:41 |
抵抗する被告?(3) [横浜地裁 平成19年(わ)第2055号]
・・・昨年の8月に茅ヶ崎市の実家で家族に対して暴行を働き、怪我を負わせるなどしたとして傷害・器物損壊の罪に問われた被告の第4回公判が、1月29日に横浜地裁で開かれた。
この日は被告人質問が行われ、家族に暴行を働いた理由を問われた被告は「息子と犬のどっちが大事なんだと母親に言った所、『犬の方が大事だ』と言われたので逆上した」と釈明。また、幼少の頃から父母に虐待を受けていた事が結果として怒りを増幅させる一因ともなった、などとも述べた。
次回公判(2月18日 11:30〜)では論告求刑、最終弁...
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2008/01/30 07:54 |
恐るべき「前科」? [横浜地裁 平成19年(わ)第2863号]
・・・昨年の11月に横浜市南区内のスーパーで菓子パン等(250円相当)を万引きしたとして、常習累犯窃盗の罪に問われた被告の判決公判が1月24日に横浜地裁で開かれ、鈴木裁判官は被告に懲役2年(求刑懲役3年)の実刑判決を言い渡した。
判決理由の中で鈴木裁判官は、「本来ならば3年以上だが、酌量減刑する」旨を宣告した上で「窃盗の常習性が認められ、規範意識は相当低い」などと断罪。その一方、「被害品は返還されており、反省の情もそれなりに示している」として情状酌量を認めた。
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2008/01/27 12:03 |
疑惑の「万引き」?(5) [横浜地裁小田原支部 平成19年(わ)第184号]
・・・今年の3月に平塚市内のコンビニでサプリメント6個を万引きしたとして窃盗の罪に問われた三浦和義被告の第5回公判が、1月25日に横浜地裁小田原支部で開かれた。
この日は被告人質問が行われ、正式裁判を求めた理由を弁護側に問われた被告は「家内の店に迷惑がかからないのなら、万引き犯にされたらたまったものではない、と思ったから」などと釈明。また、万引きの事実について問われた被告は「した事も無いし、する必要も無い」として、あらためて起訴事実を否認した上で、事件現場となったコンビニとは以前から車の...
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2008/01/26 00:16 |
想定外の「反則行為」? [横浜地裁 平成19年(わ)第2774号]
・・・昨年の9月中旬から10月上旬にかけて横浜市金沢区のマンション居室内で大麻16本を栽培したとして、大麻取締法違反の罪に問われた元関東学院大ラグビー部員2被告の初公判が1月18日に横浜地裁で開かれ、両被告共「間違いありません」と起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、両被告が昨年3月に大麻の栽培について合意し、9月から2度目の栽培を行っていた事などを明らかにした。
証人尋問(両被告の父)を経て行われた被告人質問で、大麻を吸引するきっかけを尋ねられたU被告は、「高校入学時に先輩に勧められ...
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2008/01/19 21:22 |
「痴漢行為」の真偽(終) [横浜地裁 平成19年(わ)第1368号]
・・・昨年の5月にJR横浜線の電車内で女子高生に痴漢行為を働いたとして、神奈川県迷惑防止条例違反の罪に問われた被告の判決公判が1月18日に横浜地裁で開かれ、多和田裁判官は被告に懲役6ヶ月・執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。
判決理由の中で多和田裁判官は、被害者の証言については「具体性・迫真性があり、その内容も一貫している」などとした上で、「被告人が犯人なのは明白」と断定。また「被告人は公判が始まるまで真犯人の存在に全く触れていない」とも指摘し、「真犯人が存在する」との弁護側の主張を全て退け...
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2008/01/18 19:24 |
不可解な「DNA鑑定」 [名古屋地裁 平成18年(わ)第1044号]
・・・昨年の2月に愛知県豊明市の路上で、帰宅途中の女子高生に乱暴を働いたとして強姦の罪に問われた被告の論告求刑・最終弁論公判が、1月8日に名古屋地裁で開かれた。
検察側は、「DNA鑑定によって被害者の身体から被告人の体液が検出されており、犯人性は明白」とした上で「犯行動機に酌量の余地は全く無い。通り魔的犯行で、態様は卑劣且つ悪質であり、被害結果も重大」などとして、被告に懲役6年を求刑した。
対する弁護側は、「そもそもDNA鑑定によって得られた体液の形状が異なり、本件犯行時に形成されたもの...
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2008/01/14 17:58 |
追い詰められた「太公望」? [名古屋地裁 平成19年(わ)第2416号]
・・・昨年の9月に知人と共謀の上、岡崎市内の飲食店に侵入し、現金7千円と貯金箱を盗むなどしたとして建造物侵入・窃盗の罪に問われた被告の公判が1月7日に名古屋地裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、本件犯行が別件で逮捕された知人の自白によって発覚した事を明らかにすると共に、被告が過去にさい銭泥棒を繰り返して来たとも付言した。
続く被告人質問で弁護側から犯行動機を問われた被告は、「生活資金稼ぎの為だった」などと釈明。普段生活している矢作川の河川敷では鮎釣りをして...
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2008/01/08 06:10 |
薄らぐ「罪悪感」? [名古屋地裁 平成19年(わ)第2592号]
・・・昨年の11月、三重県松坂市の自宅居室内に於いて販売目的でわいせつDVDを所持していたとして、わいせつ図画販売所持目的の罪に問われた被告の公判が1月7日に名古屋地裁で開かれ、罪状認否で被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告はこれまでわいせつDVDをネットオークションで販売し、売上合計が約50万円に上る等の事実を明らかにした。
被告人質問を経て行われた論告で、検察側は「事案に鑑みて」懲役1年を求刑する一方、「被告人には前科が無い為、今回に限り執行猶予を...
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2008/01/07 17:32 |
07年で一番最後の判決は・・・[横浜地裁 平成19年(わ)第2433号等]
・・・官庁の御用納めのあった12月28日、2007年最後の判決公判が横浜地裁で開かれ(15:50〜)、覚せい剤取締法違反、自動車運転過失傷害、道交法違反の罪に問われた被告に対し、日野裁判官は懲役3年(未決拘留日数30日算入)・覚せい剤5袋没収の実刑判決を言い渡した。
ちなみに、28日に言い渡された判決は、下記を含めて計6件だった。
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2007/12/28 22:13 |
疑惑の「万引き」?(4) [横浜地裁小田原支部 平成19年(わ)第184号]
・・・今年の3月に平塚市内のコンビニでサプリメント6個を万引きしたとして窃盗の罪に問われた三浦和義被告の第4回公判が、12月21日に横浜地裁小田原支部で開かれた。
この日は弁護側の冒頭陳述から行われ、弁護側は「公訴事実については争うが、検察側の主張通り仮に被告人が当時現場にいたとしても、薬物の副作用によって心神喪失状態だった」などとして、あらためて無罪を主張した。
続く証人尋問には、被告の妻が出廷。事件現場となったコンビニとは昨年12月以来の付き合いである事を明らかにした上で、万引きした...
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2007/12/22 21:30 |
早過ぎた絶望(終) [横浜地裁 平成19年(わ)第120号]
・・・昨年の12月に横浜市港北区の自宅居室内で2歳になる自身の長男を殺害したとして、殺人罪に問われた被告の判決公判が12月20日に横浜地裁で開かれ、大島裁判長は被告に懲役5年の実刑判決を言い渡した。
判決理由の中で大島裁判長は、「被害者の人格を無視したあまりに偏向で短絡的な犯行であり、自分勝手な経緯・動機に酌量の余地は無い。仮に被害者が自閉症であったとしても社会に適応出来ない訳ではなく、僅か2年で人生を終えてしまう理由は全く無い」などとして被告の行為を厳しく糾弾。その一方「犯行についての計画...
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2007/12/21 23:19 |
頼まれた「替え玉投票」? [高松高裁 平成19年(う)第219号]
・・・今年の4月に行われた香川県議選、高松市議選の期日前投票に於いて、計4件の「替え玉投票」を行ったとして公職選挙法違反の罪に問われた被告の控訴審判決公判が12月18日に高松高裁で開かれ、柴田裁判長は一審(禁錮4ヶ月・執行猶予2年)判決を破棄し、あらためて被告に対し禁錮4ヶ月・執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。
判決理由の中で柴田裁判長は、「兄から替え玉投票を依頼されたとは言え、極めて安易に協力しており、加担した経緯に酌むべき点は無い。しかも3通の入場券を自ら入手するなど、重要な役割を...
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2007/12/19 09:41 |
安易な窃盗犯? [岡山地裁 平成19年(わ)第386号等]
・・・05年8月から07年4月までの前後35回にわたり、岡山市内の住居に侵入して現金や女性の下着を盗むなどした上、たまたま現場を目撃した住人に対して暴行を加え、怪我を負わせたとして、住居侵入・窃盗・強盗致傷等の罪に問われた被告の判決公判が12月18日に岡山地裁で開かれ、高山裁判長は被告に懲役6年の実刑判決を言い渡した。
判決理由の中で高山裁判長は、本事件は被告が妻や愛人に渡す金銭を用意する為の犯行だったとした上で、「自己中心的な動機に基くもので、酌量の余地は一切無い。犯行現場を逃走しよう...
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2007/12/19 01:12 |
「痴漢行為」の真偽(5) [横浜地裁 平成19年(わ)第1368号]
・・・今年の5月にJR横浜線の電車内で女子高生に痴漢行為を働いたとして、神奈川県迷惑防止条例違反の罪に問われた被告の論告求刑・最終弁論公判が、12月14日に横浜地裁で開かれた。
検察側は、本事件については「最も犯人との結びつきが強い事件であり、およそ人違いはありえない」として、あらためて被告の犯人性を強調。その上で、「計画的に犯行に及んだのであって、その身勝手な動機に酌量の余地は無い。犯行態様は陰湿且つ悪質で、強制わいせつにも該当するような事案である」などとして、被告に懲役6ヶ月を求刑した。...
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2007/12/14 21:42 |
曰くありげな「殺害動機」?(2) [横浜地裁 平成19年(わ)第2637号]
・・・今年の10月に横浜市中区の横浜家裁前で起こった殺人事件に際し、自身の夫を刺殺した犯人の逃亡を手伝ったとして犯人隠避の罪に問われた被告の公判が12月11日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、被告は01年に刺殺された夫と結婚したものの、07年に知り合った容疑者のKとホテルで性交渉を続けていた事などを明らかにした。
証人尋問(被告の祖母)を経て行われた被告人質問で、弁護側からKとの関係を問われた被告は「今年の7月から不倫関係だった」と述べ、三角関係...
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2007/12/12 10:43 |
依頼人の「心の闇」?(1) [横浜地裁 平成19年(わ)第1886号等]
・・・今年の4月、いわゆる「自殺サイト」を通じて知り合った女性に殺害を依頼され、川崎市高津区の女性宅で睡眠導入剤を飲ませた上で窒息死させたとして嘱託殺人などの罪に問われた被告の公判が12月6日に横浜地裁で開かれ、罪状認否で被告は「間違いないです」と起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で、被告が合計600万円の借金を抱えており、一連の事件は金銭目的で行われた事や、ネットを通じて数人に売買していた睡眠導入剤は妻が病院で処方されたものだった事などを明らかにした。
ちなみに、この日の公判は検察側...
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2007/12/08 06:41 |
主役不在の「選挙違反」?(終) [横浜地裁 平成19年(わ)第1997号]
・・・今年の7月29日に行われた参院選の選挙期間中、ビラ配りをした運動員23人に計150万円余の報酬を渡したとして、公職選挙法違反の罪に問われた小林温元参院議員の公設秘書ら2人の被告の判決公判が12月4日に横浜地裁で開かれ、栗田裁判長は元公設第2秘書の鈴木被告に懲役1年2ヶ月・執行猶予5年(求刑懲役1年6ヶ月)、自民党県連職員の山口被告には懲役1年・執行猶予5年(同懲役1年2ヶ月)の有罪判決を、それぞれ言い渡した。
判決理由の中で栗田裁判長は、本件が選挙運動に対する報酬か否かについては「全て...
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2007/12/04 17:45 |
今は無き「警官の面影」?(終) [横浜地裁 平成19年(わ)第861号等]
・・・今年の3月に三浦市内に住む義母を殺害した上、自宅を放火するなどして殺人・現住建造物等放火の罪などに問われた坂元被告の判決公判が11月26日に横浜地裁で開かれ、鈴木裁判長は坂元被告に求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。
判決理由の中で鈴木裁判長は、義母殺害について「あまりにも浅慮・短絡的で、酌むべき事情は無い。生きたまま焼 |