地裁の小窓 ー傍聴最前線ー

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zoom RSS きょうの判決(5月16日・横浜地裁)

<<   作成日時 : 2017/05/16 21:00   >>

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・・・この日は、裁判員裁判の審理予定が組まれていなかった為、単独事件が多かった。そんな中、第3刑事部の部総括へ異動となった近藤裁判官が久し振りに法廷に姿を現し、第5刑事部に係属していた事件の判決を言い渡していたのが印象的だった。

@事件番号:平成28年(わ)第1584号等
  罪 名:わいせつ電磁的記録記録媒体頒布・同有償頒布目的所持、住居侵入未遂
  判 決:懲役2年(未決勾留日数160日算入)・執行猶予4年・罰金20万円
  担 当:宮本裁判官(単独)
  概 要:被告は仲間と共謀し、新宿区内のビルでわいせつDVD46枚を所持した上、昨年1月には茨城県の男性に1万円で販売するなどした。また、昨年8月には福島県須賀川市内の民家へ侵入しようとした。判決理由の中で宮本裁判官は、「複数の共犯者と共謀で有償目的でDVDを所持・頒布したという組織的・職業的犯行」としながらも、「いずれの犯行も従属的で、前科も無い。共犯者の名を明かして反省の態度を示している」として情状酌量を認めた。

A事件番号:平成28年(わ)第268号等
  罪 名:児童買春、児童ポルノ行為等処罰法違反、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列、犯罪収益移転法違反
  判 決:懲役2年6ヶ月・執行猶予4年・罰金400万円
  担 当:近藤裁判官(単独)
  概 要:画像共有アプリ『写真箱』を開設していた会社社長の被告は、14年8月に他人に成りすまして千代田区内の路上で知人名義のキャッシュカードを譲り受けた上、15年10月に児童ポルノ等の画像・動画データ計35点を公然と陳列するなどした。弁護側は起訴事実を争っていたが、判決理由の中で近藤裁判官は「会社設立の際に『名前を貸して欲しいと依頼され、カード・通帳・印鑑・暗証番号のメモを会社事務所前で手渡した』などとする知人の供述は客観的証拠と符合しており、信用性が高い。被告人の『知人は共同経営者だった』旨の供述は甚だ不自然で信用性は低い」などと指摘し、一連の犯行が被告の主導の下に行われたと認定。その上で、「合計35点の違法画像を公然陳列したもので、健全な風俗が害される反社会性の強い悪質な犯行。事業として継続的に行っており犯情は悪く、法規範意識の低さは目に余るものがある」としながらも、「一定期間、身柄の拘束を受けており、前科・前歴も無い」として情状酌量を認めた。

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